メインコンテンツまでスキップ

Claude Code

Google Cloudの設定

  1. こちらにアクセスして、画面左上の「プロジェクトの選択」→「新しいプロジェクト」をクリック。以下のようにプロジェクト名と組織を設定して、プロジェクトを作成する

    • プロジェクト名:スラックのプロジェクト名と同じものにする(proj-maseki-think-aloudなど)
    • 組織および場所:nae-lab.org

    new project

  2. 作成したプロジェクトを選択した後(もう一度画面左上のプロジェクトを選択する必要があるかも)に、「IAMと管理」を押した後、「アクセスを許可」をクリック。そしてプリンシパルの追加として、以下の情報を設定する

    iam setting

    permit access

  3. Slack上のadmin-gcpチャンネルにて、矢作さんもしくは中條さんをメンションしてS”ClaudeCodeを使い始めますので、課金の設定をお願いします。”と伝える。

  4. 左上のメニューバーを開いた後、「Vertex AI」をクリック。Vertex AI Studioの規約に「同意して続行」した後、「APIを有効にする」をクリック。

    vertex ai

    enable vertex ai studio

    enable api

  5. 左のメニューバーから「Model Garden」をクリックした先のページで、少しスクロールした先にある「ANTHROPIC」をクリック。基盤モデルの中から、「Claude Sonnet4」を選択して、「有効にする」をクリック。申込のためのフォームが表示されるので、添付画像のように入力した後(メールアドレスだけ各自の)「次へ」を押して、利用規約に同意する。

    • 同じ手順を、「Claude 3.5 Haiku」ならびに、他の使いたいモデルに対しても有効化していく。(現状、「Claude 3.5 Haiku」はClaude Code内の簡易なタスクの処理のために使われているので、有効化する必要がある。)

    model garden

    anthropic

    form

Cloud Codeの設定

事前準備

  • Google Cloud SDK(gcloudコマンド)がインストールされていない場合は、こちらなどを参考に先にインストールする

  • Claude Code(claudeコマンド)がインストールされていない場合は、こちらなどを参考に先にインストールする

vertexAIのClaude Codeを動かす

ターミナル上で以下のコマンドを順番に進めていくことで設定を進めます。ただし、二箇所でYOUR-PROJECT-IDを自分のprojectIDに置き換えるようにしてください。(projectIDは、添付画像の赤枠に囲んでいる部分であり、設定した名前とは異なる場合があるので注意してください。)

project id

# 苗村研究室のアカウントにログイン
gcloud auth login

# プロジェクトの選択
gcloud config set project YOUR-PROJECT-ID

# 苗村研究室のアカウントを選んで、Google Auth Library can access allのチェックボックスを選ぶ
gcloud auth application-default login

# Claude CodeにvertexAIのモデルを使うことの指示
export CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1
export CLOUD_ML_REGION=us-east5
export ANTHROPIC_VERTEX_PROJECT_ID=YOUR-PROJECT-ID

ここまでで設定が完了しているので、Claude Codeが起動するようになるはずです。

claude

動作を確認したら、下記のコマンドを.zshrcに保存して、設定を保存します。

export CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1
export CLOUD_ML_REGION=us-east5
export ANTHROPIC_VERTEX_PROJECT_ID=YOUR-PROJECT-ID

参考:https://docs.anthropic.com/en/docs/claude-code/google-vertex-ai

補足①(課金学の確認方法)

こちらにアクセスして、「課金」→「リンクされた請求先アカウントに移動」をクリックすることで確認できるようになります。

billing

ちなみに、Gemini APIを有効化することで、様々なグラフ形式でデータを見ることができるようになるそうです。

  • 週毎の課金額を教えて
  • プロジェクト毎の課金額を教えて
  • etc...

補足②(他のアカウントと切り替えたい場合の例)

サブスクリプション版のclaude code(proプランなど)と研究室のgoogle経由のclaude codeとを、ターミナル上でclaude_switchと打つだけで切り替えられるようにする設定です。

  • ~/.zshrcに以下のスクリプトを貼り付けます。(ただし、自分のprojectIdに書き換えてください。)
claude_switch() {
if [[ -n "$CLAUDE_CODE_USE_VERTEX" ]]; then
unset CLAUDE_CODE_USE_VERTEX
echo "Switched to personal"
else
export CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1
export CLOUD_ML_REGION=us-east5
export ANTHROPIC_VERTEX_PROJECT_ID=YOUR_PROJECT_ID
echo "Switched to nae-lab"
fi
}

またこの際、上記で設定した以下のコマンドを.zshrcから削除します。

export CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1
export CLOUD_ML_REGION=us-east5
export ANTHROPIC_VERTEX_PROJECT_ID=YOUR-PROJECT-ID