メディコンTA
メディコンTAの仕事
Aセメ木曜5限のメディアコンテンツ特別講義IIのTAです。 正確には、2023年度から大学院科目・お茶女講義が一気に増えて以下の4枚看板になったため、4つの科目のTAです。
- メディアコンテンツ特別講義II (工学部)
- 先端表現情報学特別講義II (大学院学際情報学府)
- メディアコンテンツ特別講義 (お茶の水女子大学)
- 先端表現情報学特別講義 (お茶の水女子大学大学院)
メディコンIIだけが1単位の代わりに出席のみで評価、残り3科目が2単位で出席+レポートで評価。
(ちなみに、IがないのにIIはおかしいという理由 でお茶女科目にはIIがついていませんが、実は相澤先生退官に伴い2025年度からメディコンIはありません。)
主な仕事は、講義時に出席と配信を円滑に回すことと、講義後に出席の取りまとめてスプシにまとめることです。
心構えの優先順位としては
- 第一に、講演者の先生が気持ちよく話せるように
- 第二に、聴衆が現地もzoomも十全に聞けるように
- 第零に、出席管理ミスらないように
のイメージ。講演者と聴衆へのホスピタリティがあれば大丈夫です。
出席管理
出席はただの事務仕事なので大変ではないですが、成績直結事項なので抜かりなくやりましょう。 たまに大学院生だけど学部のメディコンIIを取ってる人とかいるので若干注意(1単位のみの代わりに評価が出席だけのため)。
出席になる条件は、受講生向けには「slidoのPoll+グループディスカッションへの参加(+Q&Aへの投稿)」と告知しているが、実際にはグループディスカッションへの参加のみ。Pollなしでも出席になるが、Pollのみは欠席扱い。Q&Aへの投稿は明言してないが義務のような気がしてくる設計。
グループディスカッションの参加は、現地は班ごとに紙に所属・学籍番号・名前を書いてもらって集める。zoomはブレイクアウトルームごとにカメラオンでスクショを撮る。 zoomでカメラオフの人は原則欠席扱いだが、チャットや音声で(カメラオンにできないなどの反応があるなど)ちゃんといることが確認できる場合はTAの裁量で出席扱いにすることも。
班は4~6人程度に割り振ります。zoomはブレイクアウトルームの部屋数で調整、現地は「ここからここまでのx人がy班です」みたいに紙を配りながら指定していく。
slidoのPollは所属不明出席者の所属特定に使う場合があります。 初回に現地で名前しか書いてないミスがあったり、zoomの表示名がローマ字名のみの場合など。
スプシへの取りまとめは、苗村先生に作ってもらったスプシへ、講義日毎に誰がどのグループだったかを記入していきます。現地の場合は「x班」、zoomの場合は「roomx」(xには数字が入る)などの記入をしていく。 現地とzoomは区別がつく書き方にしておきましょう。苗村先生が統計を知りたくなることがあります。
履修してないけど出席の人も一応スプシに記入しておきます。 後から「履修していたことにしてくれないか」と問い合わせがあり苗村先生が単位をあげたこともあります。 (たまたま聞きたい先生で潜っただけ、という場合の方が多いですが)
配信
配信は、講演者の先生が気持ちよく講演できることが第一、現地とzoom両方で学生の体験が良くなることが第二です。 「講演者の先生が気持ちよく」はTAで一番の心構えです。
現地とzoomで体験について。 現地向けには、スクリーンにslidoや先生の共有画面を映す、共有動画の音が会場に流れるようにする、など。 zoom向けには、slidoの番号共有、先生の画面共有、先生の声の音質、共有動画の音がちゃんと流れるように、など。 両立が 難しい場面では現地を優先しましょう。
初回講義前
- slackの#b3mediconに入りましょう
- 苗村先生からzoomのホスト権限を永続的にもらいましょう
- 苗村先生に出席をまとめるスプシを作ってもらい、編集権限をもらいましょう
- slidoの操作や、241の使い方を1回くらいは実地でやっておきましょう(引継ぎで前年のTAと一緒にやると思います)
以下は毎回の講義の流れと仕事です。
講義開始前
講義自体は17:00スタート(お茶女学生の移動に配慮して通常の5限より10分開始が遅い)ですが、16:30くらいに研究室を出ましょう。241は4限の前期実験で入れない場合もありますが、講演者の先生が早く来すぎたときに対応する必要があります。
また、出発の直前ないしエレベータ内などでその日のslidoを作成し、zoomのセットアップとslido画面の共有をしましょう。
持っていくもの
- 出席用の紙(事前に1枚ごとに「現地x班」と書いておく。16班まで用意があれば絶対十分)
- イヤホン(zoomの音質チェック用)
- 充電器(PC充電切れ対策)
- おにぎりスピ ーカー(音質悪化時用マイク)
- 変換ケーブル(macの場合)
- 2台目のPC(slidoとzoomでPCを分け、プロジェクタ映像を瞬時に切り替えたい場合)
- HDMIケーブル(念のため、もしくは2台目PC用)
slidoの作成
以下は2023年度のslidoの仕様に沿った記述です。 年度によってslidoの仕様が異なる場合があるので適宜更新してください。
- 名称:utmc202x(xにはその年度が入る)
- Poll(Open text poll)を作成
- 説明書きは「所属(大学、学部・学科)と名前(フルネーム)、出席番号と一言を記入お願いします。(出席に使います)」とする
- 一応ログインしてもよい(anonymous -> 欄木達也)
- 例示のため「TAの欄木達也(48-246441)です。今日は○○先生の講演です」など投稿する
- Q&A
- 講義中に使うもの。講義前にする設定は特になし
zoomセットアップ (241機材以外)
- 名前を「TA 欄木達也」などにする
- slidoを画面共有して、番号を告知しておく。
- おにぎりマイクにつなぎ、音質が良いところに置く(予備マイク)
- 講演する先生のマイクをオンにしてもらうのが一番音質が良い
- 講義中に(音質が悪 い、先生が歩き回ってマイクが遠いなどの)トラブルが発生したら、ホスト権限で先生のマイクをミュートしておにぎりに切り替えてよい
- 音量を0に(先生のマイクオンだとハウリングするため)
- 音質チェック用に、スマホないし2台目のPCで入り、イヤホンを片耳付けておく。
- PC2台の場合、画面共有/音量0のPCを「画面共有用」、音質チェック用PCを「TA_欄木達也」にしてチャット対応を2台目でする手もある
241のセッティング
- スクリーンを下ろす
- 会場スピーカー「エコーキャンセルスピーカーフォン(yamaha)」の電源を入れ、USBを探しておく
- 音声のある動画を共有する先生の場合は先生のPCに、それ以外はTAのPCに接続します
- 241のマイクチェックをしておく
1台目のPC
- スクリーンにつなぐ
- HDMI設定は(ミラーリングではなく)画面拡張にしておく
- 拡張でzoomの画面をスクリーンに持っていき、全画面表示する.
- 画面共有されたslidoをスクリーンに表示する.先生が共有テストを始めたらslidoではなく共有画面でよい
- 以下のタブを拡張の自分の手元にしておく(講演の邪魔をせずにチャット対応/音質・音量調整/強制ミュート/ブレイクアウトルーム作成などを行うため)
- チャット
- オーディオ設定
- 参加者
- ブレイクアウトルーム
- 講演する先生にzoomに入っていただき,画面共有してもらう.TAのzoomの画面をスクリーンに映すことで現地会場・zoom共にスライドの共有を行う
- 音声を流す予定がない先生の場合、TAのzoomの音声出力を会場「エコーキャンセルスピーカーフォン(yamaha)」にする
- 音声を流す先生の場合は、先生の出力をyamahaにしてもらうのが入出力が同じになってハウリングがない
2台目のPC or スマホ
- zoomに接続し、つないだイヤホンを片耳つけてzoomの音質チェックする
- 講演者の先生から見えない方の耳にイヤホンをつける(聴講態度の問題)
- PC2台の場合、画面共有/音量0のPCを「画面共有用」、音質チェック用PCを「TA_欄木達也」にしてチャット対応を2台目でする手もある
講演者の先生の案内
WiFi
- SSID: bld2-guest
- PW: MatsumotoWay
zoom
- 講演する先生にzoomに入っていただき,画面共有してもらう
- 講演する先生のマイクをオンにしてもらうのが一番音質が良い
- 動画の音を流す場合,先生の出力をyamahaにしていただくのが入出力が同じになってハウリングがない。先生のPCにUSBを差してもらう。
- ただし原島先生など、音声を流す予定がない先生の場合は必要がないのでyamahaは自分にする。(余計なことに煩わせない)
- zoomのリンクは担当の先生から伝えていただく
講義中
時間の目安
- 17:00~18:20 講演
- 18:20~18:35 グループ討論
- 18:35~18:45 Q&A
講演
講演を楽しんで聞く(重要)
スクリーンに余計なものが出ないようにする
- zoomのメニューバーは"alt"で消える
- 共有画面からポップアップが出ていたら消す.例えば以下のポップアップがある
- 音声が0になっています
- 文字起こしがオンになっています
オンラインに向けて現地のカメラ中継が必要な場合は適宜対応(出来る範囲でよい)
途中でする作業
- 片耳イヤホンでzoomの音質をチェックし続ける
- 手元に退避させた以下を適宜行う
- チャット:「今日のslidoの番号はxxx-xxxxです」とたまに投げる.音質への不満などのメッセージをチェックして対応する.Q&Aは基本無視でいい
- オーディオ設定:音量調整,入力マイク切り替えなど.音質悪化時にスクリーン側をいじらずに自身(TAのおにぎりマイク)のミュート解除もできる
- 参加者:事故った受講生の強制ミュート,音質悪化時に(入力をTAのおにぎりマイクにして)先生を強制ミュート
- ブレイクアウトルーム:講演終了とともにスムーズにブレイクアウトルームを開けるように,事前に部屋数指定をしておく