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13号館一般電子工学実験室

2号館の斜め向かいにある,レーザーカッターや基板加工機が置いてある実験室です.板を切ったり,基板を作ったりする際に利用します.電気系の三田先生が管理されています.

利用方法

  • 使い方を知っている先輩と一緒に行って使い方を教えてもらってください

  • 困った時はまず苗村研の詳しい人に聞き,それでも困った時は豊倉 敦さん([email protected]) に聞きましょう

課金について

  • 機材を利用した場合は負担金の申告を行います
  • システムに登録がない場合は 新規登録
  • 記録システムに利用した装置と時間を記録してください
    • 記録システム:https://arimlog.t.u-tokyo.ac.jp/log/
    • 論文を公開する場合は「成果公開」の方で記録できる
    • 苗村研のフォームにも利用金額を記録しておいてください
      • 工房管理担当の人はフォームを整備してください
  • 研究室内でも課金を確認できるようにするため,フォームを送信してください

利用できる主な機材(2021/12/1時点)

  • UNIVERSAL VLS 4.60 レーザー加工機

  • AFINIA H800 3Dプリンタ

  • Roland MDX-540 切削加工機

  • LPKF ProtoMat S62 基板加工機

  • LPKF ProtoMat S103 基板加工機

  • LPKF ProtoFlow S リフローオーブン

  • LPKF ProtoPrint S 手動はんだ印刷機

入館申し込み方法

  • 新規または学生証を交換した方

    •  http://ippan01.if.t.u-tokyo.ac.jp

    •          user: ippan01

    •          password: ee-ippan-jikken_20

    • 『工学部13号館入口・2F一般実験室カードゲート登録申請』の手順に従って進める

    • 学年の記入欄は「修士1」や「M1」などと入力

  • 過去に登録済みで、学生証が変わっていなければそのまま使用可

    • (重ねて登録申請しても特に問題なし)
  • 夜間休日在室届出システムについて(過去に登録したことがある方が対象)

メーリングリスト

記録システムへの新規登録

  • 新たな利用者の方は,三田先生と落合先生にメールをして,自分の名前をシステムに登録してもらってください

  • 2021/12/1に説明会を行っていただき,利用登録手続きを苗村先生に進めていただきました

  • 下記のフォルダにある資料を読んでから利用しましょう

課金の経緯

2021/12/1 利用説明会

  • 利用登録は1度だけ行えば研究室がなくなるまで有効

  • 利用報告書は年に1回提出する

    • 苗村研の場合はクリーンルームの機材を利用したりはしないと思われるため,利用報告書が提出されるかどうかは三田先生にご判断いただく

    • 利用報告書はWebで公開される

  • 論文に謝辞の記載をする

2021/11/29 三田先生からのメール

支払いは、「後払い」です。

http://133.11.156.32/log/

で、自分の研究室と名前を選んで、課金対象装置と利用量を申告。

「定期的に」事務局から先生(または秘書の方)に「利用確認」が行き、

「確認書」の取りかわしによって契約成立 (あとから: 約款方式)

財務課で、「確認書」に書かれている予算から引きおとされる。

いかなる予算からも支払が可能

という、便利な仕組みです。

話せば長くなるのですが、この、おいしい仕組みに乗っかるためには、

「武田先端知スーパークリーンルームの共用システム」について、こちら

(落合マネージャ または私自身)が御説明をして、研究室PI(苗村先生)な

らびに、利用者のお一人ずつに「ご賛同をいただく」という「同意の儀式」

が必要です。

----------------------- 以下、話せば長くなる話-----------------------

矢作君や苗村研の立場から見ると「単に一般実験室の装置を使っただけな

のにー」と見えているのは重々承知なのですが、課金の根拠が「東京大学

大学院工学系研究科附属システムデザイン研究センター武田先端知大型装

置利用規則 細則 および別表1、2」で、この内規の適用にあたりポリシー

(価値観)の同意を求めているためです。

いちいち、こういうことを(めんどうでも)しているから、「450研究室900

名」の意識が揃い、数億という資金(直近5年間は、年間2.5億円ずつ毎年

回しています。装置価値は36億円です)が自然に集ってきて、結果として

「いつでも」「最良のの状態で」「安く」加工ができ、研究が加速すると

いうおいしい話につながっています。

実力として、

「運転経費の1/3」という、ウルトラスーパーディスカウントでの運用です。

残りは、文部科学省「ナノテクノロジープラットフォーム」委託費(公助)

や、関連研究室の直接持ち出し(共助)で成立しています。

----------------------- 以上、話せば長くなる話-----------------------

2021/11/14 三田先生からのメール

過去8年間は、教育プロジェクト(GCL/enPiT2)により、

この種の共通インフラに国費を直接投入できておりましたが、

プロジェクトは両方終了しており、予算の裏付けが無くなりました。

年間、200~1000万円が投入されていました。

そこで、「マイクロシステムの全国共用プラットフォーム」である武田先

端知スーパークリーンルームの「バックエンド」であるという位置付け-

実際そのとおりで、新規素子の「パッケージ」に必要な部材はこちらのレー

ザーカッターやプリント基板加工機で作っています-により、「課金制」

を始めています。課金対象装置であることを根拠に、d.lab基盤デバイス

研究部門の運営費でまとめて支払い、運営費に課金された資金が還流する

という仕組みです。

「あるとき払いの催促無し」です。

自己申告制なので、データベースに申告しなければ課金の根拠が無いため、

とりあえず課金している対象は研究者としての私だけ、ですが、もし、研

究プロジェクト(であれば、予算の裏付けがあるはず)でお使いの皆様は、

広く薄く負担をお願いできれば助かります。いかなる予算での支払も可能

です。私まで声をかけてください。

その他の利用については、「運営に協力している」ことによって、無料に

なっているという理解をしています。実は運用規則にそういう条項を入れ

てあります。

結果として今までと運用は変わりませんが、公のものを有難く使って研鑽

しているのだという考え方を一人一人が意識してもらいたいと思います。

清朝初期にに顧炎武が宣った「匹夫も責有り」の意識は現代でも通用します。